燕温泉には、二つのお湯があるが、先に遠い方の河原の湯を目指したが、あるたて看板が目に留まる。燕温泉の露天風呂、「河原の湯」は落石の危険があるた入浴は見合わせております。黄金の湯をご利用ください。燕温泉旅館組合 妙高市観光商工課と書かれていた。
本当に、入浴できないのか?といううのが脳裏に浮かぶ。私は今回はじめてきたのもありあきらめも付かないが、それよりも人を立ち寄らせないためだけであって、入浴は出来るのではないか?いう風に考えた。お湯ははってあるのではないかと。実際に山道を進んでいくと、甲高い音を立てた機械で雑草を刈っているおじさんが居て、引止められるかなと思ったが、何も言われず先を進めた。進んでいくと、実に山深いところだなぁと感じられた。紅葉の方だが、まだ始まったばかりといったところだった。私の見るところ1から2割程度ではないだろうか?橋を渡ったところ左手にまたも、先ほどと同じ看板があった。しつこいと思いながらも、私と同じように疑心を持って入りに来る輩がいるのであろうと看板に書かれている言葉を勝手に、自主責任で温泉に入ってくださいと解釈し、階段を下っていく。降りたところで左手に川が流れており、ほんの1分程川を上っていくように歩くと、河原の湯に到着した。確かに、河原の湯は入ることが出来なかった。なぜならば、お湯が全く張られていなかったからだ。パイプから、わずかながら流れていたが、それも手に触れると温かった。ここまで来たのに残念だったが、河原の湯の湯船と、実態を見ることが出来てそれなり満足感はあった。また入れる機会があれば来れば良いのだと。河原の湯だが、頭上には、山にある岩が今にも落ちそうなくらいせり出していた。男女別と言えるのかと思われる小さく簡素な作りの脱衣所が印象的だった。
来た道を引き返し、余分な時間を使ってしまった。果たして、黄金の湯には人が入っているのだろうか?今日は月曜の平日であり、温泉宿は閑散としているような様子だった。
黄金の湯は、河原の湯よりも近く温泉宿の集まりから、徒歩で5分のところにある。
二つの入り口があり、男女別の露天風呂だ。男女の看板が目に付かなかったので、まず右手の露天風呂に入ってみると人が居なかった。続いて、左手の露天を見に行くとおじさんが一人入っていた。「こちらが男湯ですか」と尋ねると「そうみたいだ」という返事が返ってきた。おじさん曰く、右手の女湯に人が居なかったから、入ってみた。比べるとさっき入った女湯の方が良かったような気がすると言っていた。
そんなことで、まずは、誰も居ない女湯の黄金の湯を頂くことにしました。
白濁とした、白くもあり少しブルーがかったお湯は、温泉成分がいかにも沢山含まれているかのようで、見た目からして効能がありそうな湯だった。お湯の温度は実に適温だった。湯船の底は、ぬめぬめとした感じで独特だった。
入っていると、おばちゃん二人組みがやってきた。まずいなぁと思いながらも、平謝りした私に、清掃に来たと話した。
なんでも、月曜日と金曜日の10時過ぎから露天風呂を掃除しているそうだ。先に男湯から掃除してくるからと出て行ったが、10分くらい後にもう一人の女の人が戻ってきて、もういいかしらと言われたのでお湯から出ることに。
モップで湯船をこすると、濁った湯の花が湯船から噴出した。掃除をしているおばちゃんを眺めながら、少しお話をした。「温泉好きなの?」「どこの露天風呂入って来た?」
私は正直に、新潟県の露天限定で、「雨飾りの露天風呂、蓮華温泉」と答えると、おばちゃんは、「温泉めぐりなんていい趣味だねぇ」と言ってくれた。「無料ばかりがすきなの?」と聞かれたが、そうでもない。無料の露天風呂の方が開放的だし、源泉掛け流しの湯が一番の理由だ。また、このような温泉に入ることが価値があるような気がするのも一つの理由だ。
おばちゃんお勧めの露天風呂は、木島平にある馬曲温泉だそうだ。露天風呂からの眺望が良いそうだ。
掃除に時間がかかるのか聞くと1時間くらいのようだった。それまでは、滝でも見に行って時間を待つことにすると伝えて後にした。
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