読書 劒岳・点の記
久しぶりに読書をしました。映画「劒岳・点の記」が20日から公開されているようですが、公開前のCMを見て、邦画でも見てみたいと思いました。
うちの親父に話したところ、本があるとの事で、書棚を見ると本当にありました。これも何かの縁と思い本を手に取りました。第二刷で昭和52年10月5日でした。内容が興味深い物で3日で読み終わりました。
ストーリーは、明治40年、日露戦争が終わり軍も国民の目も国内に向けられていた。国の陸軍に属していた陸地測量部、三角科の柴崎が、軍の大久保少将に突然三角科長の玉井大尉とともに呼び出された。未踏の山劒岳に三角三等点を立てろという命令が突然下される。(文官である柴崎に命令は当てはまらないのだが)
それは、山岳会幹事の小島が陸地測量部を訪れたことから始まった。
私も知らなかったが、この当時の山岳会は出来たばかりで、素人の集団とされていた。その彼らに、先を越されて初登頂などされては、軍の恥ということなのだ。
それを阻止するために、測量官の中でも最も優秀な柴崎が選ばれたのだ。
測量官になる為には、50倍といえる難関実際には65倍を潜り抜けたと書かれているから相当な勤勉な人だったことが分る。
越中劒岳は、弘法大師がわらじ3千足を使っても上れなかった山なのだ。立山信仰では、登れない山、決して登ってはいけない山とされている。針の山なのだ。
測量部の退官した大先輩にアドバイスをもらい、側夫の生田、気のいい人夫の宇治長次郎、宮本金作、岩木鶴次郎らで、来年の登頂を目指し、下見を行いに行くのだが・・・。
山岳信仰はいまでは無いのだろうが、当時柴崎が登るという話を聞いた立山の村人から、わざわざ腐らせた卵を闇の中で当てられたという事件があった。
挨拶回りをした柴崎に対し良い顔をしない役場の人間。
修験者の玉殿の行者様。
人間、謎めいた言葉、噂があり、柴崎は苦悩する。
昔の装備は、テントなど無く、天幕で雨漏りもし、下からは氷のような水がしみ上がってくる過酷な環境で調査、測量を行っていた。
果たして、山岳会より先に登る事が出来るのか?その先にあった驚愕の真実とは?
というような話です。
とにかく、私のような冒険好きな人間にはたまらないと思います。本を読んだので、あの自然とそのなかの人間達の姿をどのように映像化しているのか本当に楽しみですし、より理解できると思います。
それにしても、熊さんってチャルメラの音に寄ってくるんですね。ラーメンが好きなのかな(笑)
登山の山のレベルはあるでしょうけどやれば面白そうですね。雲の平興味ありますね。
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