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2008/09/14

秋田・八幡平ツーリング1日目

0364s1024 東北という地は、北海道に行くときの青森県八戸市までの通り道でしかなかった。しかし温泉そして自然があふれる道が大好きな私にとって東北は、大変魅力のある土地であり続けていた。それと同時に、神奈川県に住んでいる私にとって、とても遠くに感じていた。

地図上では割と近いと思われた宮城蔵王ハイライン・エコーラインを走るべく、朝7時20分に給油して高速に乗った。

9月14日(土)からのツーリングレポです。

初日のツーリングを紹介します。写真は3日目のものです。

天気は曇、関東地方では午後から雨が降る予報だった。東北地方の天気を前日と当日に確認したが、青森に近ければ近いほど、北へ行くほど天気が良い事を把握した上で出発した。宮城仙台あたりは、天気は一日曇りとなっていた。

蓮田SAに8時45分に到着。ここまで104キロ。9時25分に再び出発し、上河内SAに10時25分に到着、蓮田から96キロ。気温は28度、暑くは感じない。

10時55分に出発、ガソリンを満タンにして走るとリザーブ込みで約300キロ走れることが分かっていたので、まだ走れるだろうと那須高原SAをパスし、走っていると途中でガス欠の症状が現れた。

本当に?という焦りがあった。とりあえず上り坂は過ぎたが、次のPAまでは距離がありそうだった。タンクを振ってセルを回したらエンジンがかかった。だましだましで、安積PAの入り口までたどり着いたが力尽きた。仕方なく、バイクを押してガソリンスタンドまで行った。高速でのガソリンはSAにあるのが通常で、PAは小さく無いのが普通だ。自分に運があったのでスタンドがあったものの、無かったら、どうなっていたか考えたくも無かった。出発してから299キロだった。

安積PAを出発して程なく、高速の電光掲示板には、どこからどこまでの区間雨でスリップ注意など書かれている。進んでいくと途中で雨が小雨ながら降り始めた。

格好は、革のパンツ、いつも夏用のシングルの革ジャン。雨に濡れると染込んで体温が冷えるのが分かっていたので、すぐに雨具を着た。ブーツカバーも着用。朝食をとらずに出てきたので、小腹がすいていたし本格的に雨が降り始めたのもあり、福島松川PAに入った。

三台のバイクが、先にバイク専用の駐車場に止められていた。ドラッグスターやダイナのアメリカン3台。ここのPAは、バイク駐車場からトイレ、売店がある建物まで全て屋根で繋がっている。傘の無いライダーに優しい。

着ていた雨具とブーツカバーを脱いだ。ここでは、窓ガラスのカウンター越しにカレーライスを食べる。雨は到着した時よりも強くなっていたので、良いタイミングで昼食休憩を取ることができた。窓からの雨雲と相談しながら、これまで渋滞にも合わず順調にきていること、天気悪い中で蔵王を走ることは、ここまで時間を掛けて来たので理想的ではなかった。まだ13時前なので、時間的に岩手県が近くに思えたし、宿の場所もベストなところに合ったので迷うことは無かった。

出発したのは13時10分。雨が止んでいなかったので、また雨具を着て出発した。走り出して、ご飯を食べたせいか走っていて欠伸がとまらなかった。

あまりに眠かったので、117キロ走って鶴巣PAに14時18分に入った。ここで、ブラックコーヒーを飲み眠気を覚まし、八幡平YHに予約の電話を入れた。電話を入れるのは限界の時間だ。夕飯はYHで取る事を決めていたので。コンビニの弁当を持ち込んで食べるのは最も嫌だし、途中で寄って食べる余裕もなさそうだった。

鶴巣PAで雨具から開放されたが、ここを14時45分に出発して、前沢SAまでの道のりで今度は、強い雨に降られた。一時的と思われる雨粒の大きなものに打たれた。

前沢SAで、ガソリンと牛たんフランクを食べて再充電。出発は、16時45分。

高速道路から見える岩手山に、いつ来てもその姿の美しさに目を奪われる。

松尾八幡平に到着したのは、17時40分。気温は、25度、24度、21度と北上するにつれて、下がっていた。夕暮れ時の空、ゲートを出ようとしている車のヘッドライトが眩しい。

ここから、45号線で八万平YHを目指す。45号は、周りが畑で開けた空間が広がっている。23号と交差したT字路で、八幡平温泉とは逆の右方向へ。ここからすでに、八幡平アスピーテラインで、コーナーを上がっていく。途中で、バイクを止めて写真を撮ったが、夕闇に包まれてきた景色は、ESO感度を上げていなかったので手振れしていた。

スノーシェルターを5つも超えた所にドライブの休憩所のようなところに出て、そこにYHもあった。

家からYHまで665キロだった。

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八幡平ツーリング1日目 八幡平YH

0340s800_2 八幡平YHで、受付を済ませるのには不安があった。財布には、持ち合わせのお金が3000円ちょっとしかなかったのだ。夕飯朝食付きなのだから、足りるわけも無い。お金を下ろそうと考えていたが、インターを降りてからコンビニの銀行ATMがあるだろうと考えていたのは誤りだった。一軒のコンビニがあったものの、あるような雰囲気の、都市部にある衆知のコンビにではなかったので、パスしてて進むとアスピーテラインでそのままYHまで来てしまったのだ。

八幡平YHは直営という事を知っていたので、直営なら最悪カードも使えるだろうと楽観的に考えていた。実際は、カードを使えるYHは無い様だった。

受付で事情を話し、翌日お金を下ろして払うということで泊まれることになった。ペアレントのおじさんは、大変気のいい人でお金は地元に帰ってから振り込んでくれれば良いといってくれた。大変嬉しい言葉だったが、すぐに払わないのは気持ちの良いことではなかったので翌日必ず払うということなったのだが。。。

受付でYH会員証を提示、記入を済ませ、シーツと枕カバーを受け取り、部屋の場所を教えてもらった。時間は、6時半を過ぎていたが、風呂に入ってから夕飯にするか、夕飯を先にするか聞かれた。「どちらでも良いよ、今日はあんたしか泊まっていないんだから」。「夕飯は何時にする?」少し間をおいて、7時15分でお願いした。

お言葉に甘えて、お風呂の後の夕飯を選択した。

部屋は、長い廊下を通り、広い階段を上った2階の一室。部屋は、二段式ベッドが四つつある大きな部屋だった。

翌朝気づいたことだが、ベッドには数字が振ってあるが不吉といわれている、4と9の番号が飛んで付けられている。海外にYHがあるように、日本人というよりも外国人が気にするところで海外YH共通なのだろう。

廊下に出ると他にも部屋が何部屋もあり、いったい何人くらい泊まれるのだろうかと思いつつ、そんな大きなYHに私一人というのも少し寂しい。

お風呂は、シャワーのノズルがあるのが3つだった。湯船は特徴的な細長い台形のような形だが足を伸ばして、一日を回想しながら浸かった。今日は、どこも寄らずに宿に直行だが時間はそれなりに掛かった。遠かったなと言葉が自然と漏れる。

7時15分に食堂で夕飯を取った。夕飯は、ライスとキノコハンバーグにキャベツの千切りのサラダ、キャベツの上には、棒状のにんじんと輪切りのきゅうり、トマトが載っている。サトイモが入った具沢山な汁。豆腐、りんごが二切れ、漬物。

一番おいしかったのは、具たくさんのサトイモ汁。本当に人に勧めたくなる一品だった。

夕飯のときペアレントのおじさんとは沢山の話をしたが、この方のYHを経営する前の職業が、私と被っていたこともあり、「第一声が、早く仕事辞めてしまえ」で、私は苦笑した。自分の健康状態が悪いがタバコはやはり止められない事、神奈川から苦も無く足を運ぶ人の話、免許は無いがトライアンフのロケットスリーが欲しいとも言っていた。他にYHを3つ経営しているとのことに驚いた。それで、奥さんが出かけていて遅くに戻ってきたことが頭の中で繋がった。それから、八幡平のスキー場が昨年閉鎖したとのことに衝撃を受けた。第三セクターが引き受けたが、そこも持たなかったということだ。閉鎖してリフトが動いていないのに、スキーを担いで登っていく人もいるとのことだった。

21時過ぎに部屋へ戻り、眠りに就いた。

写真は二日目、秋田県にて。

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